1年間ありがとうございました。

『つなごう僕らのリレーション』をご愛読頂いた皆様へ

3/20の大同窓会から早1ヶ月がもう経過しようとしています。
読者の皆さんは、大同窓会楽しめましたか?
私はというと、所属するプロモーション部会の仕事で、大同窓会では91Tシャツ売りをしておりましたが、売り子を通じて旧知の仲間と再会できてとても楽しいひと時を過ごせました。

さて
皆さんにご愛読頂いたこのつなごうブログですが、卒業25周年記念事業の終息に伴い、一旦、このブログも休止いたしたいと思います。
色々な方から折角作ったブログだから、大同窓会後も続けては?とのご意見も頂きましたが、頻度が開き、三田会HPへの注目度が下がる中、執筆をしていただく方のご負担を考えると心苦しいと思い、実行委員会で諮った上で、一旦休止することにいたしました。

再開は、、、どうでしょうか?
卒業50年を目前にする頃に、皆さんが変わりなく過ごしているかな、とか余生を楽しもう!というメッセージなどで再開してみるのも良いと思います。

つなごうブログ編集中には色々なことがありました。
初めのころは認知度が低く、『とりあえずこんな風に書けば?』と思い、試しに書いた自分のブログが広報部会の永山君のせい(おかげ?)で勝手にアップされていきなりスタートしてしまったり、
ブログ執筆者を広げるために、自分の知り合いだけだと広がりがないので、実行委員会の一部の人に紹介をお願いしたり、またそれが上手く行かなかったりと、悶々とした時間もありました。

途中、自身の仕事が忙しい時期には「もうつなごうブログの仕事面倒くさいな・・・」とか、社員の冷たい目に晒されながら、夜なべ仕事で編集作業をしたこともありました。

でも、それもこれも自分自身には大変良い経験となりました。

そして、何より執筆頂いた皆さんには大変感謝しております。

下記の皆さんが、つなごうブログにご寄稿頂きました。

【 執筆者一覧 】 沢山のご寄稿ありがとうございました!

■ 経済学部 ■
吉村雅隆君 3/26
平野剛 君 4/10
藤野宏一郎君 5/7
櫻井忠朗君 6/23
藤川伊知朗君 7/11
浅野誠一郎君 2/24

■ 文学部 ■
川崎(大谷)稚子さん 7/16
島本和人君 11/28

■ 法学部法律学科 ■
西出賢一郎君 5/15
久田修也君 5/25
町田優人君 6/3
廣瀬 徹君 6/6
高倉毅志君   7/21
中野華子さん 8/5
平井信之君 8/22
旗持正彌君 10/1
矢野貴司君 2/22
西山広高君 3/14

■ 法学部政治学科 ■
永山新一君 6/15
遊佐和哉君 6/19
荒井聖子さん 7/10
石田正嗣君 7/21
野崎(葛西)敬子さん 9/2
百生詩緒子さん 9/12
三宅清三郎君 12/13
野間省伸君   3/7
久我(井口)瑞穂さん 3/14

■ 商学部 ■
森下幸典君 10/17
各務(石川)美奈子さん 11/14
秋山存君 12/5
             12/30
片倉信政君 1/17
河村哲孝君 1/29
勝間和代さん 2/16

■ 理工学部 ■
豊原清綱君 6/24
坪川達也君 7/3
太田仁君 9/12
石井
宏明君 4/15

■ 医学部 ■
原晃一君 8/22
高橋栄一君 10/17

■ 看護学部 ■
片岡美樹さん 11/7
瀬戸美奈子さん 2/7

※アイデンティティの方は原籍の学部で掲載いたしました。

皆さんお忙しい中、ご協力いただき、本当にありがとうございました。

このつなごうブログを編集していて1つ塾高時代の漢文の授業(確か河内先生)での漢詩を思い出しました。

それは、陶淵明という人が書いた帰去来の辞(ききょらいのじ)という漢詩で、
最初の「帰去来兮」を「かへりなんいざ」と訳したのが菅原道真で有名になった漢詩です。

冒頭しか覚えていないのですが、

歸去來兮 : 歸去來兮(かへりなん いざ)
田園將蕪胡不歸: 田園まさに荒れんとす。何ぞ帰らざる。
既自以心爲形役: 既に自ら心を以て形の役と爲す
奚惆悵而獨悲 : 奚(なん)ぞ惆悵して獨り悲しむ

(訳)
さあ帰ろう、(故郷の)田園が荒れようとしている。
いままで生活にために心を犠牲にしてきたが、もうくよくよと悲しんでいる場合ではない、今までは間違っていたのだ。
これからは自分のために未来を生きよう、道に迷ってもそう遠くは離れていない、


といった漢詩ですが、
これは作者の陶淵明が役人の仕事を辞めて、故郷に戻る際の決意を書いた詩で、そこには故郷への深い想いが表れています。

どうしてこれをつなごうブログで思い出したかというと、
僕らは卒業後25年間もの間、色んな苦労を重ねてきたと思います。
皆、仕事に家庭にそれぞれ一所懸命前向きにアクセルを踏みつつ、頑張ったと思います。

でも卒業25年(概ね50歳)を前に、体力も少し落ち、また時間的にも余裕が昔よりは生まれる中で、フッと昔の仲間に振り返る時を過ごしたのが、この25年の記念事業のタイミングだったのではないでしょうか?

それを思うと、この漢詩の陶淵明が官を辞して故郷(昔の仲間)に戻る気持ちと重なる気がして、思い出されてしまうのです。


卒業25年はきっと皆さんにとって、この25年で失った旧友とのリレーション(関係)を取り戻すと共に、同じ時代、同じ文化を過ごした全く新しい仲間との新たなつながり(リレーション)を生むきっかけにもなったと思います。

このリレーションがこれからもずっと続くことを願って、私からの最後のご挨拶とさせていただきたいと思います。

読者の皆さん、執筆者の皆さん、実行委員の皆さん、
ご協力、誠にありがとうございました。


管理人:吉村雅隆

 

追伸:つなごうブログを非公開にしました。(2016.08.01)


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書いた記事数:1 最後に更新した日:2016/04/19

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